炎症期

2017年06月20日

外傷後の施術において…

重要となるのは、

組織の治癒過程に応じたアプローチ。

打撲や捻挫した後…

炎症期→修復期(増殖期)→成熟期

の過程を辿ります。

【炎症期】

組織が損傷すると、軽度の損傷でも細動脈が損傷するため出血を伴う。

そのため、損傷部位周囲の細動脈が収縮し、血小板が集結することで止血します。

その後、血管が拡張し、発赤や熱感が出現。

また、炎症により血管透過性が亢進し、
血漿成分(白血球)が血管外に滲出し、腫脹となる。

※この腫脹という反応は損傷部位を治すための正常な反応。

白血球(好中球、マクロファージ)が壊死した細胞を除去すると、線維芽細胞が集まり組織が再生される。

その後、血管反応も正常となり…
滲出した血漿成分は徐々に吸収され、
腫脹は軽減する。

この炎症期は…

受傷後から7~10日である。

炎症期のアプローチは…

RICE処置です。

その中でも…

I(アイシング)は最初の反応である血管収縮するタイミングで行わなければいけない。

2-3日経った後のアイシングの効果は血管の二次拡張による循環改善による効果が大きい。

組織の回復過程を理解し…
その時に合った施術を提供することで

スムーズに復帰ができるように…

橿原吉祥寺鍼灸接骨院では、施術を行なっております。

※少し難しい言葉もありますが…
詳しくは、当院でお伝えします♪