みなさんお持ちのストレス‼︎

2017年09月27日

私たちは毎日、何らかのストレスを受けています。

生きている以上、ストレスと無縁でいることは出来ません。

ある程度のストレスというのは生きていく上で役に立ってくれます。適度なストレスは、必要

な時に必要な力を発揮するための原動力となります。

しかしストレスが過度になってしまったり長期間続いてしまうと、今度はストレスによって心

身が疲れてしまい、様々な害が出現してしまいます。

ストレスで生じる症状というのは、非常に多岐に渡ります。

極論を言ってしまえば、「あらゆる症状はストレスで生じうる」と言っても良いくらいです。

何故ならばストレス症状の原因である「ストレスホルモン」と「自律神経系」は、これらは全

身に分布し、全身に作用するからです。

過度なストレスを受けると

ホルモンバランス(特に副腎皮質ホルモン)の乱れ自律神経系の乱れ

という変化が生じます。

ストレスが生じると、主に副腎皮質から分泌される「コルチゾール」の量が増えます。コルチ

ゾールは俗に「ストレスホルモン」とも呼ばれており、身体がストレス因と闘う体制を作るホ

ルモンになります。具体的には血圧を上げたり、血糖値を高めたり、炎症反応を抑えて痛みを

感じにくくさせたりする作用があります。

またストレスは自律神経のうち、緊張・興奮の神経である「交感神経」を活性化させます。交

感神経が活性化すると、瞳孔は開き、呼吸や脈拍は早くなり、全身の筋肉は緊張します。

分泌されたコルチゾールは血液に乗って全身をめぐります。そして自律神経も全身のあらゆる

臓器・器官に分布しています。そのため、過度のストレスによって自律神経のバランスが崩れ

ると全身のあらゆる症状が生じてしまうのです。

何かあれば是非一度当院まで!