東洋医学『瘀血(おけつ)』とは。

2018年06月3日

「血」とは、東洋医学的に捉える場合、「けつ」と読みます。血液の血、ですね。基本的には西洋医学と同じ「血液」の意味ですが、東洋医学では血液の成分や循環作用も含んだ少し広い概念としてとらえられています。

 

「血」の不調には、血が不足する「血虚(けっきょ)」、血の循環が滞る「瘀血(おけつ)」(血瘀けつお とも言います)などがあります。

 

前回、血虚のお話をしましたので、今日は瘀血(おけつ)の代表的な症状を挙げてみます

 

・皮膚が黒っぽく、くすんで乾燥気味

・唇や歯ぐきの色が紫がかっている

・便秘がち

・筋腫や卵巣のう腫の既往がある

・しみやそばかすが目立つ・・・・

 

瘀血は血のめぐりが悪くなって体内の一部に滞って起こる病態です。上記の症状のほかにも、目の下のクマ、肩こりなどが挙げられます。月経の際、固まりの月経血がある方も瘀血の状態をいえます。

 

この瘀血の状態を改善するためには血の流れを良くする活血という方法が基本となります。滞った血を動かす、ということです。さまざまなツボを使って活血を行いますが、前回お話ししたように、血を動かすには「気・血・水」の3つの要素がバランスよく働くことが大切です。気の働きが弱いままでは血も動きませんので、気の動きを良くしながら瘀血の状態も改善していく治療を行ないます。

 

橿原吉祥寺鍼灸接骨院では、

6月から美容鍼を始めています。

 

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お顔のキレイは身体の健康が欠かせません。                                   問診時に体の状態をお伺いし、瘀血の状態を改善するツボをセレクトして                 鍼やお灸でアプローチしていきます。                                         期間限定で半額お試し期間を設けております。                          ぜひお問合せください。

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