肩こりにお灸を!

2018年04月30日

肩こりは同じ姿勢を長く続けたりすることなどで、肩周囲の筋肉が緊張状態になる、つまりガッチガチになってしまったり、血流が滞ってしまうことなどが原因に考えられます。

今日はそんな肩こりに効果があるとされるツボをご紹介します。ぜひご自分で、お灸を据えてみませんか。お灸はドラッグストアにも売られていますし、最近は雑貨店にも置かれています。

 さて、ツボはいくつかありますが、自分でもケアしやすいヒジ付近にあるツボ『曲池(きょくち)』です。

『曲池』の場所を取ってみましょう。まず手のひらを上に向けてヒジを曲げます。そうするとシワができますね。その横ジワの親指側の端っこです。反対側の指で押してみてください。圧痛があると思います。

 『曲池』の『曲』は曲がる、という意味で、『池』は東洋医学で邪気(体に良くないもの)が溜まる場所を意味しています。お灸ができなくても、気づいたときにじわーっと圧痛を感じるくらい押してみてください。

 なぜ、ツボにお灸をすると良いのでしょうか。東洋医学的に考えると、人の体には「気」の流れる道があり、その道で事故が起きたり渋滞しているとスムーズに気が流れなくなります。体の不調はその滞りによって起きていて、その不調が出てくるのがツボというポイントなのです。そのポイントを刺激することで気の流れが良くなり、不調の改善につながるのです。

これから暑くなる季節ですが、冷房の季節もすぐやってきます。今からお灸を続けてみてはいかがでしょうか。