東洋医学の基礎知識~心~

2018年08月2日

東洋医学には体の内の様々な働きを、腎・脾・肝・肺・心という5つに当てはめる考え方があります。

この東洋医学でいう腎・脾・肝・肺・心は、西洋医学でいう腎臓、脾臓、肝臓、肺、心臓とは必ずしもイコールではないということはご留意ください。

これら5つを五臓(ごぞう)といい、この五臓は人体でお互いに関わり合いながらバランスを保っているのです。

 

今日は「心(しん)」についてです。

 

心(しん)は、西洋医学の心臓と同様に、血を循環させる作用がありますが、意思や思考といった「こころ」としての働きもつかさどっています。ほっとしたとき、心配なとき、心臓のあたりに手を当てますね。これは東洋医学の心(しん)のはたらきを感じているからではないでしょうか。

 

東洋医学では、精神活動や思考活動のことを神(しん)と呼びます。心はこの神をつかさどっていて、記憶や学習能力、睡眠や意識状態といった大脳機能や中枢神経系機能と深くかかわっていると考えられています。

 

そのため、心の働きに不調が生じると、記憶に関して障害が現れたりするほか、不安感や睡眠障害などを招いてしまうことがあるのです。

 

心の不調を改善するためには、こころの持ちようが大切だといえます。否定的、絶望的な考え方では心の機能は低下します。明るく、前向きな考え方を持てるよう少しずつ心掛けてみてください。

 

 

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※この投稿は、厚生労働省認定国家資格 鍼灸師 菊地宏子が執筆しています。