新しい始まり

2018年04月4日

学校では新学期が始まり、会社では新入社員が入ったり、

部署の配置転換があったりと変化が多い4月。

新しい環境に身を置くことの多いこの時期は、

環境変化によるストレスが原因で起きる

四月病にも注意が必要。

四月病とは実は医学的に正式な病名ではありません。

環境が変わる時期は、知らず知らずのうちに誰もがストレスを溜めやすく、

さまざまな身体の不調を招くことが多いです。

うつという症状はよく耳にすると思いますが、
ではそうという症状についてご存知ですか?

うつが精神的に塞ぎ込みやすく、すべてに無気力になる状態だとすれば、

そうはその反対。

やる気に満ちあふれ、非常に精神が昂揚している状態です。

これは良いことのように感じるますが

必要以上に出すぎてしまうと心身のバランスを崩す原因になります。

健康状態が良い人の場合、日中は外からの刺激に対応しやすいように「交感神経」が働き、

夜は副交感神経の働きによって、リラックスして休息をとることで疲れを回復させます。

しかし環境変化からのストレスや、頑張りすぎてしまって一種の興奮状態が続けば、

交感神経ばかりが優位になり、副交感神経とのバランスが崩れてしまうことがありま

す。

すると、それが精神的にも肉体的にも不調を招く要因に。

副交感神経への切り替わりがうまくいかなければ不眠にも陥りやすいため、

ストレスがどんどん蓄積されていく負の連鎖が生じてしまうことも。

これが四月病の起きる要因ともいえそうです。

そうならないためには、できるだけリラックスすることが重要です。

頑張るのはもちろんですが何事もほどほど、

自分にあった日常生活が必要です。