アイシングについて

2018年04月24日

本日は
《アイシング》について

アイシング(冷却)とは…
患部を氷で冷やすこと。

【目的】
●痛みの軽減
●腫れの軽減
●炎症の広がりを抑制
●血管を一時的に収縮
●疲労蓄積の軽減
●止血
等々に効果がある。

炎症を起こしている患部を冷やすこと
によって炎症熱を下げ、痛みを緩和する。

熱を持った患部は冷やされることによって

体温が低下し、代謝レベルが落ちる。

代謝レベルが落ちると…
●細胞の活動が低下
●酸素や栄養分の消費量が減る。

細胞が必要とする酸素・栄養分の絶対量を減ることによって…
『二次的低酸素障害』を最小限に抑えこむことができる。

『二次的低酸素障害』とは、
損傷した細胞を消化するための酵素が活性化されて、正常な細胞まで消化してしまったり、炎症反応による出血などによって周辺組織が低酸素状態となり、正常な細胞までが壊死してしまうこと。

この為に…
次の日に患部が大きく腫れたりする理由。

しかし、
確りとアイシングすることで細胞の活動を低下させ、この『二次的低酸素障害』を大幅に軽減させることができる。

さらに、
アイシングの効果には…
●冷却麻酔効果による痛みの軽減
●リバウンド効果(冷えた患部の体温を上げようとする体のメカニズム)
●疼痛を発生させる物質を吸収して洗い流す効果
等々に期待できる。

※アイシングとは、冷湿布をすることではありません。

詳しくは…
橿原吉祥寺鍼灸接骨院でお伝えします。